休校の恩恵を本屋さんが受けているとネットの記事で見ました。
学校が休みで勉強する機会が無くて、心配した親が何か本でも読んで欲しいと思い買っていくのだそうです。歴史などのためになる本なんかが売れているそうです。
「本離れ」が心配されていましたが、なんてことはない。
時間が余れば、読むんですね。
要は、今までいかに忙しく、時間がなかったかという事。
学校、部活、クラブ、習い事、塾…。
あまりにも子供のスケジュールを親が決め過ぎていたことか。
こうやって少し余裕を与えてあげれば「本でも読んでみるか」となる。
子供の自主性を引く出すのに必要だったのは時間的余裕だった。
子供達が自分でやることを決めていないということの現れ。
もっと自発的に、自主的にやることを決めて実行していけるような教育をすべき。
塾も然り。
子供たち自身がやる気にもなっていないのに、とにかくたくさん宿題を出し、点数を取らせようとする。やりたいと思っている子は良いですが、そう思っていない子に無理やりやらせようとする。その前に、しっかり話し合い方向性を決める必要があると思う。
嫌々、やっても効果はないし、やる意味がない。
人生、つまらないと思うだけだ。
余裕を作るためには、塾が無くなれば良い。
教室を始める時に「この仕事が必要なくなった時が、この仕事の完結」と思って始めたけど、そろそろそう言う時期かな!?
塾という存在が必要なくなるような教育が、学校という場で行われれば良いと思う。