期末テスト1週間前となりました。
中学生から良く相談されるのが「勉強の仕方が分からない」というもの。
テスト前なので勉強しようとするけれど、何をどう勉強すれば良いか分からないと。
一般的な塾に行くと、とにかく目先の点数を取らせることに主眼が置かれているので、「今回のテストでは、こういう問題が出るからこれを覚えて」とか「こういう問題傾向があるからこれをやって」とか、『何をすれば良いのか』に対して、これをやってとて「答え」を教えてしまう。
そもそも、学校の授業を受けて、なぜ理解出来なかったのかを考えずに、とりあえず「今」やるべきことを教えてしまう。
そうすると「今」は点数取れても、次また取れるとは限らない。
その「答え」がなぜ正解なのかを考えさせずに「これが答えだから」と言っているようなもの。
例えば英語の文で「はい、ここが主語でここが動詞。だからこうでああで…」。
生徒たちはとりあえず、うんうんと頷いてしまう。
数学では「方程式でイコールを挟んで反対側に移すこと・『移項する』と符号が変わります。分かりましたね。」
生徒たちはとりあえず、うんうんと頷いてしまう。
そこで私は生徒たちに質問「主語って何?説明して」「動詞って?」「なぜ移行すると符号が変わるの?」。
ほとんどの生徒は答えられません。
これが学校教育の実態かなと。
「みんなが頷いてるから、とりあえず自分も」「先生がそう言ったからそうなんだろう」で分かったつもりになってしまう。
「分からない日本語」で「分からない科目」の説明をされても分かる訳がない。
それが一番の問題点だと私は思っています。
なので、うちの教室ではその日本語をしっかり教えて、それで分からないと言っている部分の説明をしています。
先程の質問(主語、動詞、移項で符号が変わる理由)の答えが知りたくなったら、どうぞうちの教室に来て下さい。
お待ちしています。